1リーグ3地区制を提唱してみるテスツ(その2)

で、ファンの興味をより獲得するための
リーグ形態はどうあるべきか、という話になるわけですが。

昨年までの改革論議では
選手会パ・リーグの主張する「2リーグ制の維持」=善玉
ナベツネ・堤の主張する「1リーグ制移行」=悪玉
という単純な図式になってしまって、
何がベストなのかという突っ込んだ議論がなされず、
さすがに何もしないのはマズいので
パがプレーオフ導入を見切り発車させたわけです。

幸いなことに昨年のプレーオフは盛り上がったし、
ポストシーズンの充実自体は
ファンの興味を長くつなぎ止める意味で有効と思われるので
ワタシとしては支持するのですが、
シーズンの1位〜3位が対戦する現行のパのプレーオフ
シーズン成績の意義を薄め過ぎている点で問題があり、
昔パがやっていた前後期制も
プレーオフのための制度」という感じが強すぎてダメ。

そこで、以前ナベツネが言ってたような
巨人の求心力をアテにした単純な1リーグ制ではなくて、
(もう今年の視聴率で巨人頼みが不可能なのは明らかですし)
プレーオフを軸にしたアメリカ型の1リーグ制にすれば
2リーグ制論者の主張していた
日本シリーズがなくなる危機」も回避できるし
1リーグ制の利点である
多様な対戦も確保できるのではないかと。

じゃあ、実際にどんな制度になるのよ?という点は次回。