ふちがみとふなと@吉祥寺マンダラ2
- Tシャツで魅せる男・船戸博史、この夜の1stチョイスは「チーム青森」
- 渕上純子「バブルが弾けてない頃、バニーちゃんのいる店で歌う仕事が来た」
- アンコールが2回かかってしまったので、都合4着もTシャツを着替えるハメになった船戸さん
「多分20周年くらい祭り」1日目。ふちふなの歴史を振り返るライヴということで、初期のライヴでかけていた曲から新曲まで幅広い曲目をチョイスした意欲的な編成。今でこそアンコールの「シロクマ大迷惑」でステージから最後列まで突撃とかやらかす渕上さんですが、「最初の頃はエフェクタ使って演奏したりしないと間が持たなかった」と語るように、スタイルを模索する時期もあったそうで。今回ライヴ序盤に持ってきた、エフェクタ全開でベースをテルミン的に使った「風に吹かれて」のカバーなんかは当時の苦労をしのばせる演奏。そして過去と現在の橋渡しとして、ふちふなお気に入りのエノケン「私の青空」でシメ。ふちふなの「お金ももらってしまう誕生日祝い」(渕上)に相応しい、ハッピーな雰囲気のライヴでありました。