ディープインパクトの人気ぶりにみる2005年皐月賞の憂い

競馬板ではこんな感じのスレが乱立しています。
見るからにリア充ウイポ厨系の人間が立てたスレですね^^

前々から、この馬はウイポリア充向け競走馬だと睨んでいましたが、本当にその通りでした。
とにかくディープインパクト関連スレの多さが尋常ではないです。

まだ関東で1回しか出走していないのに、1日に50スレくらいはディープのスレが立つ勢いっぷりですから。

やはり、ハイセイコーオグリキャップのヒットでゆとりウイポリア充の莫大な支持の取り込みに成功したJRA特有の現象という他ありませんね。

さて、この馬の血統ですが、これまた典型的なサンデーサイレンス産駒のつまらない配合でした。
ナカミアンデスと同じリファール系の母を持ちますが、まだ微妙な重賞馬2頭しか出していないというカスっぷりです。
こんなカス競走馬をアイドル化するのは、やはりJRAでした。

JRAと言えば、馬主がアガ・カーン(4世)の超絶クソ種牡馬シャーラスタニを輸入して、特に社会現象は巻き起こさなかったヴィエントシチーを輩出した事で有名な競馬主催者です。

そして、こんな糞競走馬がアイドル化されたのも、ナカミアンデスと同じ地味な鹿毛の競走馬をあえてチョイスして、JRAの3大ヒット条件に従ってアイドル化させて、顕彰馬に転じさせるという、おいしいビジネスが発見されたからです。

その3大ヒットの条件とはなんでしょうか。恐らくはこうです。

リア充、一般が見ても楽しめるレースにすること

 (明るく、楽しい、わかりやすいレースにする、コアなレース展開や、敗因が難解なレースは避ける)

ウイポ厨とゆとりに大受けする競走馬にすること

 (とにかく可愛い蒲郡チャン・ツィイーに取材させる、横山ノリをよく2着に連れてくる、日刊ゲンダイに登場させる、OP特別にインパクトを持たせる)

柏木集保に好評なレースにすること

 (全体を通して速いペースで展開する、タイム・血統的背景・基準にこだわる)

これらの要因、3大条件(需要)を満たすことによって、革新的な大ブームを引き起こす事が可能となるのです。そしてそれをたまに実現できるのが、JRAという特殊法人です。

ハイセイコー、オグリ、そしてディープはこの3大条件を満たしているんですね。(ハイセイコーの場合は偶然に、オグリとディープは意図的に)

この法則を使うと、もはやヒットは確約されたようなもの。まさに競馬業界における伝家の宝刀ですね。だって競馬主催者や競馬マスコミのプライドをかなぐり捨てて敢行するビジネスですから。

でも、いくらヒットするからって、ゆとりウイポリア充に媚び続ける特殊法人はどうなのでしょうか?

確かにJRAがプッシュするとどんなに自分と馬券の相性が悪い糞競走馬も、明るくて楽しい(ウイポ厨ゆとり万歳)時計も優秀な(集保歓喜)競走馬になるからって、この風潮は気持ち悪いですよね・・・

この風潮が蔓延すると、ますますミラクルドラゴンズみたいな非リア充競馬ファンに愛される馬が排斥されるじゃないですか。
耐えられないですよ。

ですが、残念な事にこの馬もJRAの思惑通りの大成功を迎えそうです。
恐らく、ディープ関連馬券は皐月賞で売れに売れまくるでしょう。
金子真人が羨ましいです。

まぁ、こんな感じで露骨な金儲け主義のアイドルホース作りに走っていくことにより、ウイポ厨とリア充が大量発生し、競馬全体が腐っていく最悪の流れを今われわれは目撃しているのですが・・・

みなさんはどう思いますか?
 
(元ネタ)
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(編集人注)
単に3行目が書きたくてマクビティのビスケットをむしゃむしゃ食べながら書いた。(思った以上に改変が難しくて)今は後悔している。ざっとネタ書いてから確認したらid:americanbossさんの前エントリがディープネタだったので驚き、早速続きを書くヒントにさせて頂いた。americanbossさんと高橋理事長(当時)とアガ・カーン殿下ごめんなさい。