ソウル・フラワー・ユニオン闇鍋音楽祭2009・1日目@渋谷O-WEST

ゲスト:ハンバートハンバート

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↑を見て行く気になるというのもアレながら、ハンバートも見たいしで行ってきた。
ハンバートがSFUのイベントに呼ばれるという接点がピンと来ていなかったのだけれど、佐藤良成は高校生のときソウル・フラワー・モノノケ・サミットのカヴァーで文化祭に出たそうな。・・・え?編集人とタメのはずだから、当時は1stアルバム*1しか出てないぞ。「竹田の子守唄」でも歌ったのか佐藤。他の曲だとしてもいい加減ヲタクだな佐藤。
ハンバートのステージは「罪の味」の成功で得た勢いがそのまま出ている感じ。大方の評価としては「癒し系」のイメージが強いと思うのだけれど、メッセージ的には2人とも結構「怖い」、病的というのとも違う素面でおっかないとこがあって、売れることでそういう面からフェードアウトしていくんではなくて、逆にその勢いを使って同じことを強く大きくやっていく感がいいのかなと。
2部に移ると客の空気からしてガラッと変わり(本当にわかりやすく変わるんで面白い)、SFUの登場。今回はメスカリン・ドライヴ結成25周年のお祝いということもあって、元メンバーのうつみようこ(ヴォーカル、チンドン)も参加するというお得な仕様。それもあって選曲はメスカリンやニューエスト・モデル時代も含むちょと古めの曲が多かったものの、「ラヴィエベル」「月光ファンファーレ」など最近の曲もさすがのライヴ映え。食わず嫌いが多そうなバンドだけど、ライヴでこそ生きるバンドですな。
さて、編集人個人的には三十路に入って初のスタンディングということでまず足が持つかどうかが大変心配されたわけですが、ラストの「海行かば・・・」のところで手を挙げたら右腕が攣ったのと、終わった後に頭部が全体的に炎症を起こすという想定外の方向からの敵にやられる結果に。パンクス的には体鍛えるくらいなら死ぬべきか、それとも中川敬の言うように「継続もまたロック」なのか悩ましいところ。