ナムコバンダイとかタカラトミーとか

って何か違和感ある件について。

プロクター&ギャンブル(P&G)とか
ヒューレット・パッカード(HP)とか
欧米では創業者の名前を並列しただけの企業名は一般的で、
合併してもAOLタイムワーナーみたいな
足し算式の企業名で全然OKのようなのだけれど。

日本でそれをやってみると変に聞こえるのは
おそらく対等合併の文化が浅いからだろうな、と分析してみる。
日本には本来「○○屋」のような屋号の文化があるので、
共同で始めた事業だろうと
「佐藤鈴木田中商店」みたいな義理立てした名前は必要ないけれど、
(「コナミ」みたいな合成名の例はあるけどね)
旧財閥のようにひとつの名前の下に吸収していく合併ではなく
対等に合併してブランドを共存させるような事態になると
やむなくこういう足し算名になってしまって、
慣れてない我々には奇妙に見えるわけ。

合併前の企業名をそのまま残すのは
「旧派閥で対立してます」と口に出しているようなものだし、
全く新しい名前を考えるのがベストなのだろうけれど
りそな銀行」のようにスベるのも考え物。

いっそのこと、お互いのヒット商品を
そのまま社名に取り入れた方がわかりやすいのでは。

ナムコバンダイならば、
パックマン」と「たまごっち」で

「たまパック」

とか。
三多摩地方では強く支持されそうな気がするけど(狭い)。