ぼくらの焦土作戦(下)

さて、ネタを寝かせている間にリアルの焦土作戦がえらいことになってきて、
続きを書く気が大分失せたわけですが。

でもまあ一応オチを付けておくと、
ネットのトレンドが2chのような隔離された中の自由さから
ブログのようなタガの外れた自由さに向かっていくときに、
世代間の闘争は不可避になるのではないかと思うわけです。
新旧にとどまらず、微妙な世代間の格差を
世代に責任を押し付ける形のウンザリするような言説が
ネットに溢れるんじゃないかと。

で、それがネットの世界にとどまるなら
それはそれでいいのだけれども(いろいろ弊害は出るにせよ)
問題はそのときの別世代に対する抵抗手段が
かなり過激になってくる予感がする点。

少し前に切込隊長が紹介していた
伊豆の彼はあまりに端的ではあるけれども、
言葉による闘い=ネットで満足な戦果が収められないときに
自らの価値をわざと破壊することによってアピールされるのは
やられる方にとっては非常に堪えるわけです。
まあ上の世代は持つものが多少はあるので
プライドをかなぐり捨ててインパクトを与えるくらいでしょうが、
持つもののない若い世代は練炭とか使って
文字通りの「自爆テロ」に走りはしないかと心配な一方で、
"tsunami"の次に世界のスタンダードになる日本語は
確実に"rentan"だろうな、と認めてしまう自分がいるわけで。