栗コーダーカルテット@恵比寿リキッドルーム

ゲスト:夏秋文尚(Perc,Ds,Ukulele,etc.)、イトケン(Perc,Ds,Recorder,etc.)
3行。

  • 川口「(『笛社会』が)発売されてなきゃ、ミスしたとこがバレなかったのに
  • 関島「ウクレレシリーズが好評なおかげで『笛社会』が出せた。ウクレレには足を向けて寝られない
  • 栗原さんがわざわざ「組んでみたんですけど」と強調したマルチキーボード、出番は2小節のみ

5thアルバム『笛社会』リリースツアー東京編。「人数とかいろいろなものを5割増しで」と栗原さんが語るように、ゲスト2名を加えて楽器フル回転、ハコも栗コーダーとしてはかなり大きいリキッドルームと、気合を感じる陣容。客層も常連の「関島さん萌え〜」とか言ってるメガネ女子群にとどまらず、「どう見ても合コン1次会です、本当に(ry」な感じのネクタイ族男女や、竹中直人*1まで幅広かった模様。一番の盛り上がりを見せたのがライヴでは毎回鬼門の「栗原さんのアレな金管」が「ウルトラセブンの歌」で炸裂した瞬間だったので、実際新しいお客さんが多かったんでしょうね。
 
で、ライヴは大変面白かったのですが、気になる情報が。
去年の栗コーダーライヴ@江戸川の時に紹介した幻の鍵盤リコーダー・鈴木楽器製作所のAndes-25が、
何と再発される模様!
3曲目「くつやのマルチン」が始まる前、栗原さんから「ちょっと変わった雰囲気で…」というコメントがあったので、何かと思ったらメンバー4人の楽器が全員アンデス。しかも色違い(黄・緑・赤・青緑)。オークションでの取引価格は数十万とも言われるレアものが、何故4つも?と思ったところ、1月に栗コーダーが浜松でライヴを行った際に鈴木楽器本社に立ち寄り、「アンデスって復刻しないんですか?」と中の人に聞いてみたところ本当に復刻プロジェクトが動いており、プロトタイプを送ってくれたとのこと。まだ正式決定ではないそうで価格も不明ですが、「発売予定日は栗コーダーカルテットにちなんで9(栗)月4(カルテット)日」とのことなので、変な楽器ファンの諸君はwktkして待つように。
(7/19追記)
鈴木楽器製作所のサイトにアンデス復刻に関する情報が掲載されました(7/10付け)。予価は15,000円くらいとのこと。復刻プロジェクト自体は1年前に小川文明氏が鈴木楽器にリクエストしてからあったそうで、上の記事のニュアンスだとちょっと栗コーダーの手柄が強調され過ぎな感がありましたので、追記・修正させていただきます。「うららか・びより」(id:ulalaka)で取り上げていただいたりしちゃったのでアレなんですが、「アンデスの復刻にはダース・ベイダーがかなり貢献してるよネー」くらいに理解していただければ幸いです>関係各位。
 

笛社会

笛社会

 

*1:終演後、前にいた男性が「竹中直人みたいな禿アロハだなあ」と思って見てたら顔も竹中直人で、「顔も竹中直人だなあ」と思ってる間に楽屋へ入ってったので、「竹中直人だなあ」と思いました。栗コーダーが舞台音楽を担当したことあるんですね。