あしたのために

用事で近くまで行った*1ので、多分南千住で一番の観光資源であるところの「泪橋交差点」で写真を撮ってみた。個人的に最近転機を迎えたこともあり、少し気持ちが締まる。


いつの日か、この泪橋を逆に渡っていこう。

ネット上の資料をいくつか読んでみると大正の頃にはもうこの場所を流れていた水路は無くなっていたようなので、丹下段平の名セリフや橋の下のジムは全くの創作なのだけれど、その先にある白鬚橋から隅田川を「逆に」渡ると、かつて「玉の井」や「鳩の街」といった色街があったあたりにたどり着く。今は色街の面影は少なくなったこの界隈も、ジョーのいた山野から見れば「あちら側」の世界だったんだろうなあ、と思いをめぐらせてみた。

*1:仕事を探しに行ったのではない。とりあえず。今のところ。